10/10/22

今年は長い長い夏が続き、ようやく肌寒いと感じる頃には、すっかり11月が間近となりました。
秋は四季の中で最も僕が愛する季節ではありますが、今年は秋が少し短いということや、個人的に悲しいお別れもあったので、寂しい秋になってしまい残念です。
...季節の変わり目は体を壊しやすいとも言いますし、メンバー、スタッフ含めファンの皆さんもくれぐれもお体には気をつけて下さいね。

さて、この日記は8月からのご無沙汰となってしまい、日記を楽しみにしてくれている皆さんには申し訳なく思います。
書くことはたくさんあるのですが、何分にも今は時間との戦いもありますので、また機会を見て日記もたくさん書いていきますね!
参考までに、螺旋城が一区切りがつき、この間の2ヶ月はどうしていたかと言いますと、カップリングの作詞作曲、およびレコーディング、はたまた打ち合わせ等を重ねていました。
制作期間というのは時間があるように見えつつ、実はないものな気がしてなりません(笑)。
形にはなっていなくても、楽曲全体が見通せるようになってくると、わりとそこからはスムーズに運ぶのですが、0から1に立ち上がるまで、ここが長いですからね。
ましてや時間通りに流れ作業を行えば生まれて来るものでもないので、一曲に対するメロやフレーズ、コードなどを考えるパターンはかなりの数になってしまいます。
当たり障りのない無難な曲や歌詞であれば実際わりとすぐにできたりもするのですが、やはりせっかくリリースするのであればあれこれと、手を尽くしたいと思うのが心情です。
とはいえ、長年において作詞作曲をしてくると、作品数もかなりのものになるので、難度はあがる一方なのです。
うまく制作が進まない場合は、家にこもったまま何日でもひたすらシーケンサーやMacと睨めっこなので、お恥ずかしい話、本当に尋常ではないほどのささくれ立った気持ちに頭を支配されてしまいます。
その苦悩の中、一筋の光とも思しき「道」を見つけた時は、喜びも一入なのですけれどもね!

それから大変遅くなりましたが、螺旋城にご参加頂いたすべての皆さん、本当にありがとうございました。
突然始まり、突然第一幕を終えることとなった企画ではありましたが、偏に皆さんのお陰と感謝しております!
その場所で初めてワンマンライヴを行った日の記憶を中心に、新たにDのメンバーやファンの皆さん、関係者の皆さんで創り上げることができた世界でした。
今となっては至らない部分も多々あったとは思いますが、想いを込めて歌うことはできました。
またいつの日か、螺旋城の扉が開かれる時には、是非ご参加頂けたらと思います!
あ、赤坂の日は、ステージからでもドレスコードの「赤」にちなんだ格好で参加してくれている方々多いのが目に映ったよ!
赤坂は勿論、大阪も名古屋と活気溢れるライヴでパワーをくれて本当にありがとうね!
それから西日本は特に声が大きくて元気がいいのも嬉しいね!
その後の活力にも繋がるので有り難いです。
一言一句の想いが詰まった手紙や、心のこもったプレゼント。
いつもありがとうございます!大事にしますね。
形という本体がなくても、心があればそれは伝わり、やがて歌詞や曲となります。
僕自身、D自身がそれをうまく皆さんにお返事として返せているかはわかりませんし、現状なかなかうまくいかないことや、ふと疑問に思うこともあると思いますが、精一杯これからも楽曲やステージでお返しできるよう、頑張って行きます!

...そしてメジャーでの8th Sg「In the name of justice」のリリース、それに伴うインストアイベントや、発売記念ライヴのスタートも、気がつけば来月と迫ってきましたね!
思えば「7th Rose」から始まり「赤き羊による晩餐会」を経て、「In the name of justice」の一連の流れは、Dの7年半の長い歴史の中でも、印象の強いものとなりました。
音源に関してもそうですが、ライヴに関しても然り、といったところでしょうか。
ライヴと制作は似て非なるものではありますが、やはり根本にあるものはひとつなので、ライヴを通してみて見えて来る、というものも大きいのです。
先ほどの一連の流れも前者である音源とそれに伴ったライヴがなければ勿論、後者は生まれなかったものです。
「In the name of justice」はその流れの元で培われた、今あるべきDの姿なのです。
このシングルを通しての世界観、コンセプトとしては螺旋城でのMCでお話した通り、長きに渡って描かれ続けている、一連のヴァンパイアストーリーではありますが、その中にDやDに関わる人達すべてを交えた熱い想いが込められています。
単に空想の世界とだけ感じるのではなく、リアルなDの世界を、Dを創り上げる一人一人である皆さんにも感じてもらえたらと思います。
勿論、物語としてもひとつの独立した世界観ではあるので、そちらも両方楽しんでほしいです。

お話としては、4曲共に根底にあるのは愛であり、また騎士道にのっとった精神で描がかれた楽曲です。 Al「7th Rose」の中の一曲である「鬨の声」から生まれた、まさに決戦前の部分を描いています。 闇の主を討つべくして、王の息子が上げる「鬨の声」によって、四方から各軍を率いて集まる水、風、火、そして地を司る四騎士、そして彼らに続く軍勢。
(現実の世界において、人と人との戦いは無益なものであるので、この物語の敵の対象は人ではなく、滅ぶべき悪を指しています)
カップリングを含め4曲を耳と目と心で感じ取って頂けた時に、今まで謎だった部分が少しずつ紐解けていくのではないでしょうか。
MTPMに掲載している小説はまだまだ序盤も序盤で止まってしまっていますが(笑)、今回描かれている曲の世界は終盤の山場でもあります。
Aタイプのジャケット写真で僕が剣を持っていますが、何ゆえに剣を手に入れたかなども含め、色々な秘密が隠されています。
RECは無論、今月頭に収録されたスチール撮影、PV撮影はまたまた長丁場になりました(笑)。
監督さん、カメラマンさんはじめ、他たくさんの制作チーム、クリエイター、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
みんなで良いものを創りたいという気持ちが強いので、どうしても色んな枠内を飛び越えて頑張ってしまうのです(笑)。
その皆さんの頑張りで理想の、否、理想以上の作品となりました。
今回も大変でしたが、音も絵も良いものが録れたし撮れたので、本当に嬉しい限りですね。
リリース前なので、詳しいことは言えなくてもどかしい想いでいっぱいです(笑)!
視聴はほんの少しですが、サンプルを聴いた方もリリースまで堪えて我慢!の人も、楽しみにしていて下さいね!
この長編がひとつの巨大な絵のパズルだとすると、完成までにはまだまだ描ききれていない部分がたくさんあります。
一曲一曲はその中のひとつのピースに過ぎないかもしれませんが、これらを少しずつ描き埋めていくのが僕の夢であり、やるべきことなのだと感じています。
それから今回から、「赤き羊による晩餐会」でのカーバンクルに始まり、続々と新たなる人物も登場していきます!
るいちゃんは言わずもがな水を司る「キルヒアイス」のイメージですが、本当のところ「赤き羊による晩餐会」で僕が演じた火を司る「カーバンクル」、実は未完である僕の小説の中での設定イメージではツネだったのです(笑)。
元々「赤き羊による晩餐会」を創る「鬨の声」の時点でツネやメンバーには言ってたのですが、PVは歌い手と世界観を描くものとして、前作では「カーバンクル」を演じました。
とはいえ、「キルヒアイス」も「カーバンクル」もそのまま全てが、るいちゃんやツネというわけではなく、あくまでも僕が考えるその架空の人物の心情、設定とメンバーの雰囲気がリンクされた存在になります。
要は僕の感情+設定+メンバーのような存在です。
例えば「カーバンクル」には「アサギバンクル」と「ツネバンクル」の部分もあるという感じで、
容姿や大きさの違い等の異論は受け付けていません(笑)。
でも「ひび割れた柘榴石」はツネがカーバンクルの気持ちで作曲してくれましたし、ツネの持っている純粋で優しい気持ちを、うまくカーバンクルとリンクさせて表現できた気がします。
とはいえ、登場人物の性格や行動や発言に、実在するメンバーと照らした時に、ふと疑問を感じることも今後あるとは思います。
その時は大らかに物語の筋書き上なんだな、と捉えて頂けたらと思います!(笑)
僕らは男性ですしカーバンクルは女性ですからね!(笑)
フィクションであり、ノンフィクションである、というのがモットーなのです!
そして今回、Dの初期から存在しつつも「王の息子」という肩書きでしかなかった「王の息子」の名前が、ついに7年半の時と越えて(笑)露になります!
風を司るヒデゾウくん、大地を司るヒロキくん(名はまだ秘密)のお話も、今後追々なにかの形で発表できる日も来ると思うのでお楽しみに!!
個人的に水がるいちゃん、風がヒデゾウくん、火がツネ、大地がヒロキくん、すごく適役だと思う!ちなみに僕が司るのは獣だけど白狼=NYASAGIさんじゃないからね!(笑)
Dのメンバーは趣向も個性もバラバラですが、それが反対に良い部分でもあると思うので、それを今回からこういう形でも出していくことで、より世界観が深まった気がします。
それぞれが代役のいない、大事な役割を担っているんだ、という思いも込めてね。
あ、ちなみにCタイプのジャケットの台座は中央の「白狼」を中心に、左上から時計回りに「火」「大地」「水」「風」それぞれの紋章になっています!
HPデザインも手がけてくれたYさんの手書きデザインです!
まだ細部は解り辛いかもしれませんが、すごく凝っていて、世界にひとつだけのかっこいい紋章なので、音源を手に取ってよく見て見て下さいね!メンバーもみんなお気に入りなのです!

それとカップリングのお話もほんの少しだけ!
「Nightly Knights 」は直訳通り「夜の騎士達」のイメージです。
これはツネ作曲なのですが、ツネから作曲イメージを聞く前から、「夜」のイメージを感じ取ることができました!意思の疎通って素晴らしい!
旌旗を翳しながら夜道を行進していく軍勢の姿とは裏腹に、仲間や愛するものへの痛烈な想いが込められています。
「夜の眼と吟遊詩人」は戦士達のひと時の休息を描いていて、世界を旅する吟遊詩人の一座(実はもっと深い関わりがあるのですが、まだそこは秘密です)が奏でる楽曲にそれぞれが耳を傾け、懐かしくて温かい想いの溢れる、叙情的な曲となりました。
「Grand Master」ではスタイリッシュでスピード感溢れる楽曲なので、指揮をとる「王の息子」というよりは、表には出さないようにしている一個人の感情が強めに現れています。
それは詞における言葉選びを見ても感じてもらえると思います。

Dが結成されて7年半経った今でも、物語中の時計の針は少しずつしか動いていないわけですが、過去のヴァンパイアストーリーの楽曲を並べた時に、彼らなりに(というのも変ですが(笑)、作品の中の登場人物なので)成長したり、大人になっている部分を改めて感じて、なんとも親心(笑)と言いますか、不思議な気持ちになりました。
それと同時に描いている自分自身も、少しは大人として成長していけているのかな?と思ってみたり、最近は色々と考えることが多いです。
リリースに関する取材や撮影、ライヴやインストアイベントなどを抜きにしても、今年はまだまだみっちり多忙なスケジュールが続いているので、ゆっくりとした日を過ごすにはまだまだ時間がかかりそうですが、もし時間ができたら、少しでも骨休めできたらいいなと思っています。
みんなは今年一年、どんな一年でしたか?
...って、ちょっとまだ早いか、この話題(笑)。
でも書きたい時に書いておかないとね。
変な話、考えたくないけれど、いつどこでなにがどうなるかわからないし、その瞬間を大事にしたいから。
うーん、それにしても来年の春でDも8歳になって9歳に向うのか!
この先もずっとずっと、Dが素敵に年を重ねていけたらいいな!
あっ!でもその前にヒデゾウくんが来月、年を重ねるけどね(笑)。
ふっふっふ!

ではまたね。