16/12/14

この度は12/31~1/1に行われる予定でしたPleasure" Entertainment 株式会社主催によるMad Tea Partyが中止になってしまったことを、ご来場を予定しておりましたすべてのお客様、ならびにアーティスト様、また関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
発表から今の今まで、心から楽しみにしてきていただいた皆様のことを思うとなんとも言えない気持ちでいっぱいです。
DはツアーFINALも兼ねておりましたし、興行日から一ヶ月を切った数日前に中止の旨を聞かされ、未だに驚きと悲しみを隠しきれません。
先日も第四弾アーティストが発表されたばかりです。
多忙な中、この日に向けて準備を進めてきたのは僕らDだけではありません。
他ならぬDの誘いであればということで、多くのアーティスト達が参加を決めてくれました。
多くの関係者が協力してくれました。
僕らや仲間を切に応援してくれる皆様の気持ちを結果的に裏切ることとなってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ突然、主催者側の都合による中止、というだけでは納得して頂けない方も多いと思いますので、一連の流れをお話したいと思います。
内容を目にしたくないという方は、この先の文面を読むことをお控え頂けたらと思います。
よろしくお願い致します。










事の始まりは去年の秋。
今回のイベントを開催するにあたって声をかけてきたのはヒロキ君の幼なじみでした。
彼はPleasure" Entertainment 株式会社(旧 NT.CLUB)の取締役であり、大人になった今、ヒロキ君がメンバーであるDに是非サンリオピューロランドでライヴを開催してほしいというものでした。
共に夢を叶えてほしいという熱い要望を聞き、また彼の熱意を受け取り、僕らも4月のワンマンライヴを決めました。
勿論、サンリオは夢が溢れるとても素晴らしい会社ですので、僕も楽しみにしていましたし、サンリオ本社で色々なお話を聞けたことやサンリオピューロランドでライヴができたこと、コラボできたことには感謝しています。
そして今回中止になったMad Tea Partyですが、この話が出たのは4月のライヴも行われる前である、昨年の11/26でした。
カフェでの打ち合わせで会うや否や「来年の大晦日のピューロランドの貸し切り、カウントダウン決まりました!やりましょう!」と言ってきました。
僕はてっきりその日は4月の打ち合わせだと思っていたので、少し戸惑ってしまったことを記憶しています。
勿論上手くいけばとても良い話ですが、4月のエンターテイメントホールでのライヴもまだの状況ですので、出演者がDだけではとても務められないと伝えました。
その時は「Dさんと仲の良いバンドさん達を集めてやってほしいです!」という彼の言葉を元に、前向きに検討していきたいという流れになりました。
そして4月のライヴを終えた頃、今度は9月にメルヘンシアターでライヴをしてほしいという依頼が来ました。
ですがDへの出演オファーも「9月24日メルヘンでお願いします!」という感じで、たまたまDのスケジュールが空いていたからいいものの、事前にスケジュール確認がなく場所を押さえてきたことにも驚きました。
4月のライヴも一日二本でしたが、9月も二本お願いしたいと言われたので、正直一日二本というライヴは持病を考えると体調的にベストを尽くせないのでお断りする方向でいました。
それでも4月、9月、12月は実は連動の企画であったとのことと、またライヴに必要な機材や照明がない為、設置にかかる費用を考えるとどうしても二本やってほしいと言われ、考えに考え、弊社所属のGOTCHAROCKAにも出演してもらうことで、無事に9月のFC限定ライヴを終えました。
そして今回の12/31のカウントダウンイベントですが、4月に行ったエンターテイメントホール、9月に行ったメルヘンシアターに加えフェアリーランドシアターの3会場でのライヴを行うアーティストを、Pleasure" Entertainment 株式会社の名前では集められないので、D(およびGOD CHILD RECORDS)の名前で声をかけてほしいと言われました。
通常のMad Tea Partyは弊社の主催ですが、今回含むサンリオピューロランドでのすべてライヴに関しましては、4月のDのワンマン、および9月に行われたDとGOTCHAROCKAのFC限定Wワンマンも同じくPleasure" Entertainment 株式会社が主催となっています。
長い間歴史を重ねて来たMad Tea Partyというイベント名の冠を貸してしまったことは、今考えるとただただ悔いるばかりです。
最終的に今回の12月の貸切イベントが本格的に動き出したのは夏前くらいだったと思います。
冬ツアーの箱押さえの兼ね合いもあるので「カウントダウンイベントは本当にやるんですか?」という再確認をしたところ「勿論やりましょう」という返答がありました。
僕らはオールナイトのイベントを自分達で行ったことはありませんし、ましてやサンリオピューロランドのことも詳しくはありません。
ですがPleasure" Entertainment 株式会社はサンリオピューロランドで、以前にも自社の主催でオールナイトのイベントを行ったという実績があり、僕らも「任せてください」という言葉を信じることにしました。
その後打ち合わせを重ね、各アーティスト様へ声をかけさせていただきました。
勿論やるからには当たり前ですが成功させたいですし、目標を高く掲げて僕らも全力で今日までやってきました。
どれだけ叶うかは未定とはいえ、決まったからにはその夢に向かって頑張るものですから。
スポーツでも最初から負けるとわかって挑むほど愚かなことはありません。
成功という勝利を手にするために全員で努力を重ね、最善を尽くすものです。
通常、Dは毎年冬ツアーを行い、12月にFINALを行うのでFINALの後にまた近い日程でワンマンをやるとなると、来てくださるファンの皆さんのスケジュール的にも厳しいかと思い、ツアーFINALを兼ねることになりました。
活動再開から今に至るまで、僕の中で広がるアリスの世界を音楽、映像、そしてライヴで表現してきましたが、今年いっぱいで一旦アリスの物語は終えるつもりでしたので、サンリオピューロランドのような夢のある場所で終えられるのは有り難いと感じていました。
打ち合わせは勿論、担当である彼とは連日電話やメール、ラインで連絡を取り合い、話を進めていきました。
それでもやり取りを進めて行くうちに、彼の拙い部分も露になってくるのでした。
例えば過去にオールナイトのイベントを取り仕切っていたにも関わらず、青少年育成条例を把握していなかったこと、また混雑が予想されるパレードの整列方法を何ひとつ考えていなかったり、グッズひとつを作るにしてもテンプレや入稿という言葉さえも理解していなかったなどなど、数え出したらキリがありません。
それでも彼も一生懸命努力しているのだと思っていたので、弊社で様々な面を大幅にカバーしながらやってきました。
またチケットに関してもサンリオピューロランドでのワンマンフェスという異例の形式ですので、ライヴをハシゴする方に関しては2公演目からは入場料分ぐらいを引いた割引価格にできないかということも打診してみましたが、それは叶わずに終わりました。
勿論こちらが言ったことがすべてスムーズに反映されるとは思いませんが、なるべく全員に気持ちよく楽しんでいただけるよう、こちらも沢山アイディアを出させてもらいました。
ツアーFINALということで、この日に向けて「HAPPY UNBIRTHDAY」のパレードVer.をご来場頂いた方全員に配布する為に準備していたり(これに関しましては岡野プロデューサーやシンセ、リミックスに関わる方々にもご迷惑をおかけしてしまいました。)、ライヴ全編を通してバックに世界観に備わったフルCGのオリジナル映像(Twitterでサンプル映像の「七色革命」が見られます)を特別に準備していたり、また制作のZepp Liveと打ち合わせで当日の特効なども準備していました。
Dのこの日の為のニューグッズや特典も盛りだくさんで、この他にも色々とサプライズを考えていて、本当に楽しい気持ちで2016~2017年を過ごしてもらおうと準備を進めていました。
そんな中、中止という突然の悲報が届きました。
理由はというと、3会場、全公演充分にお客様が入ったとしても収益を得られない為だということでした。
勿論その収支の見積もりの中には上記にあげた無配CDや特効や映像の費用は入っていません。
結果的に世には出ないものではありますが、それはあくまでもこの日のDのツアーFINALの為のものでしたので別途弊社の予算で行っていた部分です。
今まではバンド形式で貸切をやったことがなかったので、バンド形式がこれほど経費がかかるとは思わなかった、という唖然とした答えでした。
音楽を流し、カラオケ状態でこなすステージと違い、バンドは生ものです。
ライヴハウスではない場所にライヴができるだけの音響機材、照明機材を設置する、たった一日限りの為に。
それはとても高額なものではありますが、4月、9月を経ているわけですから、ある程度把握しているはずでしょうし、例えそれが同時に3会場となった場合、どれくらいの費用が必要か、またその為にどういう働きで費用を捻出するか、それを考えてまとめるのも主催者の仕事だと僕は思っています。
依頼されたキャスティングとぴあとのやりとり以外は、各方面とやり取りをして進めていたのは弊社ではなくPleasure" Entertainment 株式会社ですので。
通常であれば、何に関してもそうですが、開催を決める前に予算を立てて、すべてにおいて見積もりをとるものです。
如何に興味深い企画であれ、理想と現実は違います。
リスクがあるのであれば当然ですが、それを事前に回避するものですし、どれだけやりたいと思っても諦めざるを得ないものなのです。
それでもどうしても決行するのであれば、こんな日程が迫った時に中止にするのではなく、誰にも迷惑をかけずに行うべきではないでしょうか。
そもそも弊社が主催であまりに多くのリスクを背負うと事前に判断した場合は、見積もりの段階で断念します。
また逆に経費がかかっても(例えば配布ものとか、ステージセットや演出など)、ここはファンに喜んでもらおうと決めた場合には如何なる場合でも決行します。
ですがこれらの金繰りは公式にスケジュールを発表を行う前にするものであり、事前にやはり決行できないと踏んだ場合は別の案に決まるのが一般的です。
ですがこともあろうに、主催者であるPleasure" Entertainment 株式会社は見積もりをとったのが直前だったのです。
目を疑う話ですが本当の話です。
開催日を控えた12月になって、ようやく収支予定表を目にし、慌てふためいたのでしょう。
だいたいこのくらいだろう、まあなんとかなるだろう、というあまりに杜撰などんぶり勘定、これは重要な過失にあたります。
基本的に主催者としての業務は4月、9月に続いてお任せしており、12月の見積もりは先日初めて僕らも目にしました。
何かアドバイスがほしいというので、何かしら削れるものを削って決行しようとZepp Liveも熟考してくださり、また弊社としても当日予定していたコラボフードやコラボドリンク、またコラボグッズの弊社へのロイヤリティー分やロゴの二次使用料等はすべて、イベント自体の収益にあてましょうと提案しました。
この打ち合わせの時点ではどうなるのかわからないまま僕らとZepp Liveは帰路に着いたわけですが、その後も寝ずにPleasure "Entertainment" 株式会社の役員で今後最終的にどうするかを話し続けるということだったので、僕らはその言葉を信じて待っていたわけです。
ですが翌日の午前中には連絡をすると言っていたにも関わらず、昼を回っても一向に連絡がないので、弊社の社員がPleasure" Entertainment 株式会社の代表のTwitterを覗いたところ、楽しく買い物をしたことや、パーティーの予定のツイートを更新していて、ぞんざいな行動に呆れてしまいました。
買い物をするのもパーティーを行うのも個人の自由ですが、それならばやるべきことをやった上で行うのが大人ですし、一睡もせずに打ち合わせを続けてまだ結果が出せずにいるという嘘をついたことは到底許し難いものです。
僕らとしては非常に重く受け止めていたのにも関わらず、関わったすべての方々に対し、あまりにもひどい仕打ちです。
そして夕方を回った頃、ついに中止のメールが届きました。
それから彼は電話も一向に繋がらず、ラインも既読になれど返信は来ず、時間が流れていきました。
今回のイベントの話を決めて弊社に持ちかけたのも、中止を決定したのもあくまでも主催者であるPleasure" Entertainment 株式会社です。
弊社から決行も中止も決めることはできません。
それでも中止と決まったからには一刻も早く、ファンの方や関係者の方に伝えなければなりません。
もうすでに準備を進められ、また各地から来られる方はホテルや飛行機、新幹線などを予約しています。
年末の慌ただしい時期にも関わらず楽しみにしてくださっていた皆さん。
いきなりの中止を言い渡され、この怒りとも悲しみとも言える感情をどこにぶつけたら良いのでしょう。
電話での連絡がとれない日が続き、やっとメールでの連絡があったかと思えば今後は電話を控えてください、代理として弁護士が承るとのことでした。
その後弊社の顧問弁護士にも連絡をつけ、先日一回目の打ち合わせが行われました。
Pleasure" Entertainment 株式会社の人間は誰一人来ておらず、代理人である弁護士とのやり取りになりました。
結果的には先方の弁護士に出て来ていただいたことでようやく話し合いの場を設けることができたので、そこは良かったわけです。
前回の打ち合わせでは、当人らと話しても、しどろもどろするばかりでまるで埒があかなかったので。
中止の告知ができなければ一日一日経過する度に損失が増すわけです。
現段階も双方の弁護士を交え、話し合いが続いています。
「年末楽しみにしていますね!」
「今からドキドキしています!」
そんな声を手紙やTwitterで目にする度に悔しい気持ちが溢れ、憤りを覚えました。
Dの誘いだからと参加を決めてくれた多くの仲間達も、一緒にイベントを盛り上げられることをとても喜んでくれていました。
もし自分達が主催者ですべてを決めたものであれば、絶対に中止することなく続けられたのに。
失いつつある夢を、もう一度みんなに見てもらうためにこの一年半ずっと夢の世界を表現してきたのに。
最後の最後でこうして、みんなの夢が奪われ、希望も踏みにじられ、ツアーFINALも壊され...どうすれば救われるのか今も摸索しています。
今までも窮地に立たされ、荒波に飲まれそうな時は多々ありました。
それでもDのメンバー、ファンのみんな、一緒に戦ってくれる関係者の皆さんで乗り越えてきました。
でも今回はDとDのファンだけの問題ではありません。
一緒にイベントを成功させようとしてくれたアーティスト(ならびに事務所)の皆さん、それぞれのファンの皆さん、そして様々な関係者の皆さんと作り上げてきたものです。
勿論サンリオピューロランドで4月、9月とライヴができたこと、コラボグッズを作れたことは嬉しかったです。
サンリオの方々も誠実に接してくれましたし、いつもお世話になっている制作会社のZepp Liveの皆さんも心強いです。
ヒロキ君の幼なじみである彼が最初から僕らを騙そうとしていたとは思いません。
彼も彼なりに懸命にしてきたこともわかります。
でも最終的にこんな終わりじゃ、誰も幸せになれない。
今回関わった方々が中止に伴い、口々に言っているのは口頭と文面で言っていることがあまりにちぐはぐであること、また誠意を感じられないこと、そして強い憤りです。
ヒロキ君は長年培ってきた友としての絆を一方的に断ち切られました。
Pleasure" Entertainment 株式会社の意向もあるのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか?
今となってはもはや真意をくみ取ることはできません。
夢を叶えようと言った彼の言葉は今や悪夢となりました。
今回の件につきましては多くの、多くの関係者が主催者であるPleasure" Entertainment 株式会社に対し怒りを露にしています。
主催者は事の重大さをしっかりと受け止め、今すぐ誠実に、真摯に対応すべきです。
ツアーFINALに関しましては急遽Zepp Liveに1月のスケジュールで空きがないか確認しています。
見つからなかった場合は非常に残念ですが、ツアーFINALを行うことはできません。
ニコ生でも本当はファンの皆さんが喜ぶことを発表しようと思っていましたが、とてもあのタイミングで言うわけにもいかず、矢田さんにもご迷惑を承知で延期をお願いしました。
今回の中止に伴い、本当にたくさんの人の心が傷つきました。
もう今年はみんなに会うことができません。
多くの喜びが満ちた中、2017年を迎えることができるはずだったのに。
辛い想いをさせてしまった皆さん、本当にごめんなさい。
でも僕はこのままとめどない悲しみにくれながら、一日一日と日が過ぎていくのを見つめるだけでは終わらせません。
涙が枯れ果て、何度倒れても、また立ち上がってみせるよ。
その強さをくれたのはDのメンバーであり、ファンであり、多くの仲間だから。
たとえ長い戦いになろうとも、僕らは愛する皆さんに戦い続けることを誓います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。